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ドッペルゲンガー!? - ん
2016/12/03 (Sat) 13:22:00
私、読書が好きだから夏の間は図書館いってた。
青いワンピース来ててさ、おばちゃんに「かわいいワンピースね」って言われて嬉しかったの覚えてる。
でもそのワンピースが後に怖くなるなんて。
その日は、いつものように図書館に入ってった。
そしたら子連れのママさんが、
「あれ、さっきあっちにいなかったっけ?」
って言われてううん、っていったら不思議そうな顔であっち行っちゃった。
私も小さかったしよく分からなかったからそのまま中に入ったら図書館の人が
「さっきこの本よんでたよね?ちゃんと戻してね」
まぁた人違いだ。
私今来たばかりだよって言ったら
「嘘ついちゃだめよ。そのかわいいワンピース、ちゃんと覚えてるんだから。」
でも、人違いならおかしいなって、子供ながらに思った。
だってこれはかなり珍しい模様だから、同じ図書館にそのワンピースの人が二人もいるなんておかしいなって思ったから。
それから、
「昨日も来てたよね?」
って言われた。
嘘だったから怖くなった。いつも来てるけど昨日は友達と遊んでて図書館に行かなかった。ちょっとした記憶だけど、今でも覚えてる。
他にもいろいろありえない私の話をされた。
私は怖くなって図書館を出ていった。私は確信した。
だって人違いなんてありえないもん。
誰に聞いても、私の髪型に青いワンピースだったもん。
あれから何もなかったし、私はこうして今この文字を打ってるわけだから、もちろん無事。
でも、もし私の前にもう一人の自分がまた現れたら?それらしい話をされたら?
それはきっと「もう一人の私」がまた姿を現したに違いない。
ドッペルゲンガーに会った人間は数日以内に死ぬ。
自分と瓜二つな外見。正反対な性格。
あれから、あの図書館には一度も行ってない。
ありえないって今でも思いたい。
でもこれだけは言える。
あの図書館の「青いワンピースの女の子」は私じゃない。